繭の中

コミュニティデザイン

結い市のために制作したインスタレーション。

「音」をテーマにした2012年の結い市において、結城の音を感じられる表現ができないか。

「おばあちゃんが縁側で機織りしていた」
「機織りの音が時計代わりだった」
「天井裏で蚕が葉を食べる音が雨のようだった」
なんて話を聞く度に、今では資料館や展示会等のごく限られた場所でしか見ることのない結城紬という伝統工芸が、生活に寄り添った存在であり、今なお様々な人の中に息づく、結城の音の風景なのだと感じます。そうした、結城紬にまつわる音や街のざわめき、鳥の声、雨音などの様々な音をサンプリング、ミックスした音源を制作しました。

足を止めてもらう仕掛けとして、紬問屋であった立派な蔵の脇にある、時間が止まったような小さな苔むした袖庭の栗の木に、無数の繭を吊り下げました。真綿で象った大きな繭に頭を入れると、音を感じることができる、という装置です。

 

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Client: 結いプロジェクト
Link:結い市
Link:奥順株式会社
Date: 2012.10


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